シャーリング加工なら富士産業|銅板0.3mm以下の薄物シャーリング加工も可能です

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薄物シャーリング加工

シャーリング加工とは

シャーリング加工

シャーリングとはシャーリングマシン(金属板の切断機)を使い、金属板を必要な寸法に切りだすことをシャーリング(せん断)加工といいます。

シャーリングは、紙をハサミで切る原理と同じです。上下ある刃(上刃、下刃)の間に金属板を差し込んで、上の刃に圧力を加えて切断する構造です。クリアランス(上刃と下刃のすき間)が広すぎても、狭すぎても上手く切れません。広いとバリ(かえり)や、だれ(反り)が大きくなり、狭いと断面が荒れます。

精度の高い切断を実現するには、職人によるクリアランス(上刃と下刃のすき間)の調整をしなければなりません。
また、切断刃の切れ味も金属材料の断面に影響(断面がキレイでない)がでるので、弊社では定期的に刃の研磨を実施しております。


シャーリング加工のメリット

  • メリット1
    ムダがない

    シャーリングは鋸切断や切削と違い、切粉などが出ません。押し切りをするのでムダがなくエコです。
  • メリット2
    熱変異が無い

    レーザーで切断するのと違い、熱を加えないので、素材の熱変異が発生しません。
  • メリット3
    四方切り

    ダレ面を4面統一することでネームプレートなどの装飾品にも利用可能です。

薄物シャーリング加工

クリアランス調整は、シャーリングにとって命とも言えるべき作業です。シャーリング加工と言えば板厚3mm以上での加工が一般的ですが、弊社では熟練の職人によるクリアランス調整で、超薄板(箔材)の0.01mmが切断可能です。

  • 熟練の職人によるクリアランス調整
  • 超薄板(箔材)の0.01mmが切断可能

弊社シャーリング加工の強み

  • 逆板押え機能

    強み1逆板押え機能

    シャーリングはせん断の為、板厚が増すほど板のソリが生じます。この板ソリを極力抑えるのが逆板押え機能になります。この逆板押え機能を搭載している機械はそう多くありません。幅(15mm以下不可)が狭く肉厚な物に効果が有ります。

  • 寸法精度

    強み2寸法精度

    通常、シャーリングでは寸法がラフなイメージですが、弊社の切断公差は±0.2mmが可能です。また、材質、肉厚によっては切断交差±0.1mmも可能です。


①箔材を切る!得意技術

①箔材を切る!

シャーリング加工

箔材せん断加工技術はシャーリングマシーン(せん断機)を使い、金属板を切断する加工方法です。
切断能力は最少板厚0.01mm(箔材)  最小寸法1mmX1mmとなります。 素材は銅板、真鍮板、ステンレス板、アルミ板の非鉄金属が可能です。 シャーリングのメリットは鋸切断や切削と違い、切粉などが出ません。 押し切りをするのでムダなくエコです。 また、レーザーで切断するのと違い、熱を加えないので、素材の熱変異が発生しません。 定規をセットすれば決められた寸法に、安定的かつ継続的に切ることが出来ます。

②製作にあたり技術を駆使した事項

シャーリング加工

通常のシャーリングでは板厚0.3t以下を切断する事は困難と言われています。
シャーリングマシーンには上刃と下刃の刃物があり、そこに金属板(切断物)を入れギロチン式に切断します。
箔材の切断ではてクリアランス(上下刃の隙間)の調整がカギとなります。
これは、隙間を広く取ると刃の摩擦ストレスは軽減するのですが、切断物はバリやカエリが多く出たり切れない場合がります。
その反対に狭くし過ぎると上下刃が齧ってしまい刃こぼれを起こします。
箔を切断する上でベストなクリアランスは新聞紙0.02tが切れる状態が望ましい事が分かりました。
クリアランス調整は、シャーリングにとって命とも言えるべき作業です。
この状態は常にせん断面や寸法精度を見ながら、せん断状況を把握しつつ、クリアランスなどの機械の状態を調整するという、高度な技術者の技術や勘に支えられているのは言うまでもありません。
  シャーリング加工と言えば板厚0.3mm以上での加工が一般的ですが、
弊社では熟練の職人によるクリアランス調整、独自のテクニックで超薄板(箔材)0.01mmX1mmX1mmの切断を可能にしました。
  ここで、「良いせん断面」とは、「ダレやカエリ」が極めて少なく、せん断面や破断面が滑らかで、切り口が直角にせん断されているものが良好な切断品となります。